平成30年(2018)9月市議会 一般質問
- 工藤けいこ
- 2018年9月30日
- 読了時間: 9分
主な質問・再質問と答弁内容(要約)
件名1.子育てをサポートする河内長野市実現のために
要旨1.選択制の中学校給食の喫食率について
質問(工藤): 本市の中学校給食の喫食率は5%と、同様の選択制給食を採用している富田林市の50%と比較しても著しく低いが、市としてどのような要因があるとお考えでしょうか。
子ども未来部理事: 本市がセンター方式を採用しているのに対し、富田林市が自校方式を採用している点が主な要因だと考えています。自校方式は、学校内で調理するため、できたての温かい給食を提供でき、喫食率を高めています。本市のセンター方式では、食中毒防止のためおかずを冷やして提供しています。
再質問(工藤): 温かい米飯の実現は本当にありがとうございます。私の息子も中学校3年生で、温かくなったご飯を食べて全然違うと言っていました。温かいことは給食の喫食率においてとても重要だと考えますがいかがですか。
子ども未来部理事: 議員おっしゃるとおり、米飯については温かい給食を提供できるよう工夫・改善してきました。
再質問(工藤): 温かいおかずの提供も必要になってくると考えます。カレーやクリームシチューが冷めてぽてぽてになっている現状を改善するため、汁物など一日一品だけでも温かいままスープストッカーで輸送できませんか。
子ども未来部理事: おかずの提供についても検討中ですが、コストが非常にかかるため、まずは米飯の改善に注力しています。今後も検討課題として研究してまいります。
再質問(工藤): 米飯が温かくなったことはどこかで周知されましたか。
子ども未来部理事: 6月議会で2学期から温かい米飯を提供すると答弁しましたが、具体的な開始日は情報提供していませんでした。
再質問(工藤): 10月の献立表に温かくなる旨の記載はありますが、給食を申し込んでいない保護者は献立表を見るでしょうか。せっかくの取り組みなので、広く周知すべきではないでしょうか。
子ども未来部理事: 献立表の表記は小さいですが、広く周知を図り喫食率向上に努めてまいります。
再質問(工藤): 9月から米飯が温かくなったことは、私自身も問い合わせて初めて知りました。市のホームページや広報に載せたり、中学校で特別チラシを作って全生徒に配布するなど、広く周知してはいかがでしょうか。
子ども未来部理事: 温かい給食の提供は試行錯誤中ですが、議員がおっしゃるように広く周知する方法については検討してまいります。
要望(工藤): ぜひ検討をお願いします。どこかの学校に手を挙げてもらい、事前登録なしで給食の日を設けて、クラス全員で給食を食べるPRイベントを試してみてはいかがでしょうか。米飯が温かくなったのでぜひ食べてほしいです。実費はもらっても構いませんし、アンケートを取る代わりに割引で提供するなど、大試食会のような形式で喫食率向上につなげてほしいです。
子ども未来部理事: 小学校給食の余力活用ではなく、事前登録が必要な食材購入の都合上、すぐには難しいですが、議員のおっしゃる点についても今後研究してまいります。
要旨3.中学校給食の予約システムについて
質問(工藤): 現在のシステムでは、期間を指定しての一括予約ができず、非常に手間のかかる使いづらいものになっています。予定されている市のウェブサイト改修に伴い、予約システムも改修されますか。改修に当たって、実際の利用者である保護者の意見を聞き、反映させる予定はありますか。
子ども未来部理事: 平成32年度から新しい予約システムの導入を予定しています。1ヶ月全食予約の場合、1食ずつ選択して入力する手間を解消するため、全食予約を選択すれば一括で入力が完了できる改善策を検討しています。
再質問(工藤): 予約システム改修に当たって、保護者の意見は聞いていただけるのでしょうか。
子ども未来部理事: 3月に実施したアンケートで保護者から一括購入システムの要望がありましたので、それを踏まえ検討を進めています。
再質問(工藤): 今後追加でアンケートや意見を聞く機会はありますか。
子ども未来部理事: 現在のところ予定はありませんが、システム改修に向けて意見を聞く必要があれば当然聞いてまいります。
再質問(工藤): 今のウェブ予約システムはスマートフォン対応ではなく、使いづらいです。新しいシステムはスマートフォン対応になりますか。
子ども未来部理事: 現在の契約ではスマートフォン対応の画面がありません。新たに開発するにはコストがかかりますが、平成32年度のシステム改修に向けて研究を進めてまいります。
要望(工藤): スマートフォン対応をぜひお願いします。
件名2.来訪者をふやして河内長野を元気にするために
要旨1.サイクリング初心者も楽しめる施設について
質問(工藤): 既にサイクリストが増えているが、手ぶらでバーベキューができるなど、今以上に初心者も楽しめ、SNSでの拡散効果も期待できる施設を市内山間部に設けてアピールすべきと考えますが、市の見解をお伺いします。
環境経済部長: 奥河内サイクリングマップの作成やサイクルステーションの整備により、サイクリストは増加しています。サイクリング初心者でも楽しめる施設としては、関西サイクルスポーツセンターのバーベキューレストランで手ぶらバーベキューが可能です。アウトドア体験は市の魅力的な観光アイテムであり、口コミによる誘客増が期待できるため、今後も連携し、情報発信を強化してPRに努めてまいります。
再質問(工藤): グランピングや手ぶらでバーベキューなど、あまりコストがかからずインスタ映えする施設を市内山間部に作られてはいかがでしょうか。
環境経済部長: 現在、キャンプできる場所は滝畑、関西サイクル、天野山公園などにあります。グランピングや手ぶらバーベキューについて、行政が直接実施するよりも、民間事業者が参入できるよう働きかける必要があると考えています。適切な平地の確保が難しい場合もありますが、機会があれば働きかけを行っていきたいです。
要旨2.観光にかかわる体験型の返礼品について
質問(工藤): 観光にかかわる体験型の返礼品を充実させ、本市にふるさと納税していただいた後に来訪もしていただける仕掛けが必要と考えますが、市の見解をお伺いします。
総合政策部理事: ふるさと納税による寄附額増加を目指し、今年度は商店連合会と連携し、新規の返礼品提供事業者や新たな返礼品の開発に取り組んでいます。大手ポータルサイト2社の寄附受付も8月から開始しました。今後はパンフレット作成やイベント出展などPRを充実させ、市の魅力を発信します。観光に関わる体験型返礼品としては、既に市内の飲食店での食事やサイクルスポーツセンターでのアクティビティなどがあり、うどん打ち体験や料理教室、ガラス工芸体験など、河内長野市を体感できる新たな体験型返礼品の準備も進めています。
再質問(工藤): 飲食店での食事やアクティビティにレンタサイクルやモックルバスを無料や優待でパッケージングし、旧跡を巡るツアーや食べ歩きツアーなども提案して、案内を一緒に送付してはいかがでしょうか。滞在時間が長くなることで、よりお金を使ってもらい、魅力を感じてもらえると思います。
総合政策部理事: そのようなツアー形式がどこまでできるか検討が必要です。観光担当部署とも相談しながら、どこまで可能か検討してまいります。
再質問(工藤): 河内長野にはおしゃれでおいしい飲食店がたくさんあります。自転車で来てくださる方々や、ふるさと納税で体験型で来られる方、そして河内長野に住んでいる方々にも、そういったお店を紹介するツールがあれば、二度三度と河内長野に足を運んでいただけるのではないでしょうか。
環境経済部長: 飲食店紹介のパンフレット作成やホームページ改修を予定しており、魅力ある飲食店を紹介していきます。
要望(工藤): 縦割りではなく各課連携して取り組んでほしいです。
件名3.移住者確保に向けた空き家バンク運用について
要旨1.空き家バンクの活用について
質問(工藤): 空き家バンクについて、現在の空き家をそのまま掲載するのではなく、リフォーム後のイメージや合計金額を容易に把握できるようにし、付加価値をつけた上で、他市の物件に対して価格的優位性を訴求する仕組みが必要であると考えるが、市の見解をお伺いします。
都市づくり部長: 本市空き家バンクは累計登録数14件、成約数7件と効果的とは言えない状況です。制度の抜本的な見直しを行うため、先進市の事例検討や、空き家バンク登録の宅地建物取引業者との意見交換会を準備しています。意見交換会では、空き家バンクの課題だけでなく、市内不動産流通促進策や空き家対策も含め幅広く意見交換を行い、住宅政策の推進に役立ててまいります。建物のイメージ把握や価格的優位性の訴求なども含め、様々な観点から議論を行い、より効果的で実効性のある制度となるよう見直しに取り組みます。
再質問(工藤): 空き家バンクの運用に民間にも入ってもらうということですか。
都市づくり部長: 空き家バンクに登録する際は、民間の不動産業者と契約して登録する運びになっています。
再質問(工藤): 今は空き家をあっせんしているだけで、不動産会社と申し込みされる方をつなぐのを市がされているということで間違いないですか。
都市づくり部長: つなぎは市でも行っていますが、空き家バンクに登録する物件は、不動産業者にも登録してもらい、不動産業者と所有者が契約してから空き家バンクに登録するシステムになっています。
再質問(工藤): 現在、過去から登録されたのが14件ということですが、登録しづらい何かがあるのか、それとも空き家バンク自体に魅力がないのか、どちらだと思われますか。
都市づくり部長: 登録が分かりにくい、アピールが足りないというのもあると思いますが、民間の不動産業者が多く利用されているのが原因だと考えています。
再質問(工藤): リフォーム会社にも提案を出してもらい、例えばウッディ、アーバン、レトロなど、リフォーム後のイメージや概算費用も空き家バンクのサイトに掲載することで、訴求しやすくなると思いますが、可能でしょうか。
都市づくり部長: 不動産会社との意見交換会を実施し、そのような提案が可能か研究してまいります。
再質問(工藤): 空き家バンクで空き家を購入することに優位性を持たせることはできませんか。例えば、親子近居・同居促進制度のような年齢や子どもの条件なしに、指定金融機関からのローン金利優遇や固定資産税の一定期間減免などです。移住していただくことで市民税が期待できると思います。
都市づくり部長: 空き家バンク利用者に補助を行うことは、不動産会社の営利活動を阻害する可能性があり、現在行っていません。
再質問(工藤): 不動産業者も売買契約に仲介で入るわけですから、空き家バンクの指定業者になることで売れるのであれば、不動産業者もウィンウィンになるのではないでしょうか。現在、市内に10業者、市外近隣に8業者が登録しているとのことですが、もっと多くの不動産業者に登録してもらうことはできませんか。
都市づくり部長: 不動産業者の意見を直接聞いていないため分かりませんが、今後意見交換を通じてより良い空き家バンクにしてまいります。
要望(工藤): インターネット検索が主流の今、より多くの物件がヒットするよう、空き家バンクの活用をお願いします。