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令和6年(2024)12月市議会 一般質問

  • 工藤けいこ
  • 2024年12月19日
  • 読了時間: 8分

更新日:7月31日

こども計画と暮らしの安心をめざして

今回の定例会では、「ラーケーション」導入や子ども食堂・地域食堂への支援、子育てスタート用品レンタル、不登校児童・生徒の保護者支援、そして駅前喫煙所の改善や置き配の推進など、多岐にわたる課題に取り組みました。

特に「ラーケーション」は、親子の時間がとりづらい共働き世帯の声を受けて、他市の好事例も交えながら公平性の観点から再考を促しました。また、ボランティアの方々が運営する食堂の負担軽減のため、広報での周知やごみシール補助の必要性について、具体策を提言しています。


駅前の喫煙所では受動喫煙防止と電鉄会社との連携の可能性について、市民の健康と安全のために改善を求めました。そして置き配推進により、再配達削減や環境負荷の軽減、利便性の向上にもつながる取り組みを提案しています。


私はこれからも、現場の声を丁寧に拾い、制度の“すき間”に光を当てる政策提案を続けてまいります。



主な質問・再質問と答弁内容(要約)


件名1

現在、「河内長野市こども計画(案)」に対するパブリックコメントが行われており、基本理念は「すべてのこども・若者が個人として尊重され、子育ち・子育てに希望が持てるまち・河内長野市」となっています。どのような取り組みになるのか教えてください。


子ども・若者の育ちを共に支える社会の形成について


  • 質問(工藤): 体験活動の充実の一環として、ラーケーションを導入してはどうでしょうか。

    • 教育推進部理事: ラーケーションは学びを目的とした取り組みであり、新たな学習機会の創出などが期待されますが、休暇取得の公平性や学習補完の面で課題があり、慎重な判断が必要です。情報収集を進め、学校での学習活動にとどまらない学びも念頭に教育活動を進めます。


  • 再質問(工藤): 総務省の調査で土日にも仕事をしている有職者がいることをご存じでしょうか。土日に親子で過ごせない家庭があることについてどう思われますか。

    • 教育推進部理事: 存じ上げておりません。子どもが保護者とともに過ごす時間は価値あるものと考えております。


  • 再質問(工藤): ラーケーションがないと土日に親子で過ごせない家庭がある可能性がある一方で、ラーケーションがあると土日に親が休みの家庭との差が埋まり、より公平になると考えますが、どう思われますか。

    • 教育推進部理事: 学校で制度として導入する場合、家庭によって活用できる・できないという公平性が課題となります。学習補充が自己責任となる点も家庭状況による影響が大きいため、慎重に考える必要があります。


  • 再質問(工藤): 愛知県のラーケーションに関するアンケート結果をご覧になりましたか。

    • 教育推進部理事: 把握しておりません。


  • 再質問(工藤): 河内長野市として今どこがラーケーションを導入しているか、どれだけ把握していますか。

    • 教育推進部理事: 愛知県、茨城県、栃木県日光市、大分県別府市、沖縄県座間味村が実施していることを把握しています。


  • 要望(工藤): 熊本県、山口県、静岡県磐田市、滋賀県長浜市も導入しており、広がりを見せているため、検討をよろしくお願いします。


  • 質問(工藤): 子ども食堂、地域食堂は何団体が活動してくださっているか分かりますでしょうか。

    • 福祉部長: 地域の食堂としては、10団体が活動していることを把握しております。


  • 再質問(工藤): ボランティア活動に持ち出しが続くと負担になって続かないと思いますが、いかがでしょうか。

    • 福祉部長: 確かに、活動が活発化すると負担が大きくなると思います。今後、金銭的な補助だけでなく、何か援助できることを検討していきたいと思います。


  • 要望(工藤): 市には子ども食堂の特集や紹介を広報紙やウェブ、LINE等で発信し、広く知ってもらいたいのですが、いかがでしょうか。

    • 福祉部長: 情報をまとめ、広報紙やホームページで広報・PRできるよう、今後関係課と協議させていただきます。


  • 要望(工藤): ごみシールの補助について、ご家庭で余っているごみシールを活動されている方に寄附してもらう仕組みは作れませんか。

    • 福祉部長: 環境経済部や社会福祉協議会など、取りまとめるところが必要になるため、十分に検討させていただきます。

    • 環境経済部長: 家庭用のごみシールは譲渡が許されていないため、その形での回収は難しいです。


  • 要望(工藤): 何か他の方法でごみの援助をしていただけたらと思います。


  • 質問(工藤): 子育てスタート用品のレンタル支援について、5万円の応援給付に上乗せで導入している自治体がある中で、市として導入のチャンスではないかと思うのですが、市長、どう思われますか。

    • 市長: 次年度からの機構改革に伴い、子育て支援策を充実させる計画を進めております。給付をプラスするのが良いか、他の方法が良いかを含め、総合的に判断してまいります。


  • 要望(工藤): 赤ちゃんが生まれる際の準備物は大変なので、レンタル支援は非常に助かります。ぜひご検討ください。


  • 質問(工藤): 不登校児童・生徒の保護者の心に寄り添う支援について、保護者の集いやカウンセラーとの語り合える場の実績、どんな感じでされているのか教えてください。

    • 教育推進部理事: 「スマイル会議」という名前で年間2回、ゆう☆ゆうスペースを会場に開催しており、スクールカウンセラーが講師となり、フリートーク形式で悩み事などを話す機会を提供しています。参加者は令和4年度7名、令和5年度17名、今年度14名と需要が高まっています。


  • 要望(工藤): 欠席連絡の電話や配布物の確認、担任の先生からの毎日の連絡など、保護者の負担が大きい部分があるので、連絡ツールの全校導入や配布物のアプリでの閲覧、保護者の心情への理解をお願いします。不登校の子どもを持つ親の不安に寄り添う支援の充実と、ラーケーションの導入も検討してほしいです。



件名2

環境に配慮し、暮らしやすい河内長野に


河内長野のきれいな空気を守るために


  • 質問(工藤): 駅前に設置された喫煙所の設置に費用はいくらぐらいかかりましたか。

    • 環境経済部長: 現在の3駅の設置におよそ450万円かかっております。


  • 質問(工藤): コンテナ型を設置するとなると、いくらぐらいかかりますか。

    • 環境経済部長: 他市の事例では、本体費用と設置工事で一次経費がおよそ1,600万円、脱臭機のフィルター交換などの補修に40万円近くかかり、これに電気代、清掃費などが別途必要です。(これは1か所あたりの費用です。)


  • 再質問(工藤): 河内長野駅の喫煙所は歩道橋デッキが屋根代わりとのことですが、デッキを歩くとたばこの臭いがします。分煙という意味はあるのでしょうか。

    • 環境経済部長: 議員ご指摘の通り、分煙という意味では完全なものではないと認識しております。完全に副流煙を防ぐことはできておりません。


  • 再質問(工藤): 喫煙所の設置によって、1か所に人が集まるため受動喫煙の影響が大きくなっていると感じます。まちの美化が目的で設置した喫煙所かもしれませんが、受動喫煙は関係ないと思われていますか。

    • 環境経済部長: 関係ないとの認識はございません。設置に際しては、エリア内の最も適当な場所を検討しましたが、利用者の方々の声も踏まえ、今後更新のタイミングがあれば検討したいと思います。


  • 再質問(工藤): 南海電鉄は健康増進法を理由に駅を全面禁煙にしています。喫煙される方が電車乗降の際に駅前を利用する現状で、駅舎内全面禁煙だけで努力義務を達成していると思えないのですが、どう思われますか。

    • 環境経済部長: 喫煙される方のタイミングや仕切りで副流煙が防ぎきれていないことを踏まえると、やはり完全ではないと認識しております。環境美化の観点から喫煙所を設けており、引き続き取り組んでまいります。


  • 要望(工藤): 駅前喫煙所の設置に関して、電鉄会社さんも一緒に取り組んでもらえたらと思うのですが、そのようなお願いはできるのでしょうか。

    • 環境経済部長: たばこの状況について、まず現状確認は可能と考えております。


  • 要望(工藤): 商工会女性部で河内長野駅前清掃をしていると、喫煙禁止エリアにたばこの吸い殻が多数落ちています。歩きながら喫煙・ポイ捨てをする人がいるので、声かけ部隊の設置や、歩きタバコ・ポイ捨て防止を積極的に知ってもらえる機会を作ることはできませんか。

    • 環境経済部長: 職員によるパトロールを行い、お声がけをすることもあります。喫煙に関する注意喚起の看板設置も実施しておりますが、ひどい現状があることを踏まえ、現場を確認し、何らかの取り組みにつなげていきたいと考えております。


  • 要望(工藤): まずは現状把握をお願いします。


  • 質問(工藤): 置き配推進について、置き配の受け取りバッグを市民に無料配布して啓発活動をしている市があることをご存じでしょうか。

    • 環境経済部長: 他市で置き配に関する支援を実施しているところがあることを認識しております。コロナ対策交付金を活用して実施されている事例が多いようです。


  • 要望(工藤): コストはかかりますが、市民の注目を集めるため、50個でも100個でもバッグを準備して企画をしてみてほしいのですが、いかがでしょうか。

    • 環境経済部長: CO2削減を進めるため、日時指定や宅配ボックスの活用といった再配達防止策の周知をまず進めたいと考えております。

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