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令和6年(2024)6月市議会 一般質問

  • 工藤けいこ
  • 2024年6月27日
  • 読了時間: 10分

更新日:7月31日

暮らしに身近な3つのテーマをめぐって


今回の市議会定例会では、「公共施設の利便性向上」「南花台中央公園の整備」「地域猫・保護猫活動支援」の3つのテーマに取り組みました。

キックス駐車場では、足の不自由な方にも優しい利用環境を──という声を受け、移行後の新システムの課題改善を提案。ラブリーホールについても電波環境やレストランの再開、駐車場の不便さなど、利用者目線での改善を求めました。イベント時の飲食提供など、暫定的な工夫も提案しています。


南花台中央公園の整備は入札不調という壁がありつつも、市民参加型ワークショップの導入や植栽の工夫によって、コストを抑えながら“みんなで育てる公園”をめざす提案を行いました。


地域猫活動では、保護猫を支えるボランティアの皆さんの現場の声に寄り添い、支援の拡充を要望。命の大切さを伝える授業の提案も交えて、動物との共生を市政としてどう支えるかを問いかけました。

市民の皆さまの声がまちの未来をつくります。これからも、ひとつひとつ丁寧に耳を傾け、より住みよい河内長野をめざして活動してまいります。



主な質問・再質問と答弁内容(要約)


件名1.公共施設の利便性向上について


市民交流センターキックスの駐車場の運営状況について


  • 質問(工藤): 事前精算機が2台しかないことについてどう思われますか。

    • 生涯学習部長: 民間事業者のコストパフォーマンスの中で、現在の行政財産使用料をいただくにあたり、事業者としては最小限の部分での精算機として2台設定しているものです。


  • 再質問(工藤): 地下2階には精算機がなく、スマホ操作が苦手な方は不便を強いられます。地下2階にも精算機を設置するのは難しいと思うので、地下1階に車椅子譲り合い駐車区間を増やして対応するのはいかがでしょうか。

    • 生涯学習部長: 貴重なご指摘です。地下2階に精算機がないことは不便であり、アプリの活用を促したいところですが、苦手な方もおられます。地下2階に広い区画を設けると、ただでさえ少ない地下1階の駐車台数が減ってしまいます。悩ましいところですが、当面はアプリが使える方は地下2階に停めるなど、啓発を含めて検討してまいります。

    • 要望(工藤): 啓発は難しい面もあるので、地下1階の広いスペースを車椅子譲り合い駐車区画としてカラー塗装するなど、足の悪い方が優先して利用できるような工夫をお願いします。精算方法変更後の利用者の声として、駐車券不要、キャッシュレス決済、上限料金設定など利便性向上を喜ぶ声が多いので、車椅子や足の悪い方の利便性向上だけ検討をお願いします。



河内長野市立文化会館ラブリーホールについて


  • 質問(工藤): 楽屋やレッスンルーム、リハーサルルームの電波状況についてお尋ねします。

    • 生涯学習部長: 地下や半地下に位置するため携帯電話が繋がりにくい状態です。NTTドコモは事業者負担で中継器を設置し改善を図っていますが、他の事業者では受信が困難で、建物の構造上、電波状況の改善には限界があります。今後、利用状況や費用対効果を勘案しながら必要性を検討してまいります。


  • 再質問(工藤): 携帯電話の普及率が高い現在、通話だけでなく様々な用途でスマホが使われるので、せめて楽屋だけでもWi-Fiがしっかり入るようにできないでしょうか。

    • 生涯学習部長: 携帯電話の普及率が上がり、電波が入ることが当たり前という意識は理解できます。現在、事業者負担で携帯電話の電波は対応いただいていますが、これを公費で負担する必要性があるかという議論があります。Wi-Fiについては現在ロビーに設置しており、ギャラリーやリハーサルルーム前まで利用可能です。各部屋へのWi-Fi設置はコストがかかるため、今後検討させていただきます。

    • 要望(工藤): 大物ゲストも来られるラブリーホールで電波状況が悪いのは困ると思われるので、要望としてWi-Fi環境の整備に取り組んでいただきたいです。


  • 質問(工藤): 長らく閉まったままになっているレストランの現状と今後の予定についてお尋ねします。

    • 生涯学習部長: 以前応募のあった事業者と早期営業開始を目指していましたが、本年4月に事業者の都合により営業を断念する連絡がありました。改めて喫茶、食事、ケータリングなどフル装備で営業可能なレストランを目指して、関係業界への働きかけを始めています。その際には、募集方法や募集条件も含めて柔軟に検討し、フル装備にこだわらない形も視野に入れて協議を進めてまいります。


  • 再質問(工藤): 新しい運営予定者がレストランを再開されるまでどのくらいかかりそうですか。

    • 生涯学習部長: 4月に営業断念の連絡があり、すぐに業界に働きかけを始めていますが、まだ再開の目途は立っておりません。


  • 再質問(工藤): レストランが再開するまで、文化祭などの大きなイベントの期間だけでも、ドリンクやフードを販売してくれる業者に期間貸しをすることはできないでしょうか。

    • 生涯学習部長: これまでもイベントによっては市内の店舗のブースをロビーに出していただくこともあります。主催者の意向があれば協議してまいりたいと考えております。フル装備にこだわらず、喫茶や食事、ケータリングを分離して考えることも視野に入れ、受け入れ側としてはいつでも入れる状態ですので、できるだけ早期再開を目指していろいろ工夫してまいります。


  • 再質問(工藤): イベント時にブース出店で飲食物販売がある際、レストランの中のテーブルや椅子も開放して使えるようにできませんか。

    • 生涯学習部長: 今までそこまで検討したことがないので、ご提案を受け、文化振興財団と協議してまいります。

    • 要望(工藤): 駐車場が少なく早く来る方が、レストランがないためにロビーで自販機の飲み物を飲んで過ごす現状があります。イベント時だけでも喫茶コーナーを開けてコーヒーが飲める環境を整えていただきたいです。


  • 質問(工藤): 駐車場について、駐車枠が小さく止めづらいとの声、車止めに足を取られてつまずくことが多いとの声が届いています。市の見解をお尋ねします。

    • 生涯学習部長: ラブリーホール前のA駐車場と本多町のC駐車場の2か所がありますが、台数に限りがあるため、できるだけ多くの車両が駐車できるよう、区画は現状のままとしています。車止めについても、利用者の声を聞きながら必要な改善を検討してまいります。


  • 再質問(工藤): A駐車場の車止めの幅が大きく、つまずく方が多いと聞きます。今すぐの改修は難しいと思うので、今後、駐車場を改修する予定がある際に修繕していただけたらと思うのですが、改修予定はありますか。

    • 生涯学習部長: 現地を確認しましたが、車止めの幅が広いのではなく、区画が狭いことによって車止めが近接し、つまずきやすくなっていると推測します。全てを改修するにはかなりの経費と時間がかかります。区画を広げると駐車台数が減ってしまい、駐車台数が少ないという苦情が最も多いので、これ以上減らす判断は困難です。現在、駐車場をリニューアルする具体的な計画はありませんが、近隣の民間駐車場や民営化したキックス駐車場なども含めて幅広く利用いただければと考えております。

    • 要望(工藤): 怪我をされる方が出ないことを祈ります。ラブリーホールは交通利便性でマイナス評価があるものの、施設自体は高評価なので、これからも愛される施設であり続けるために、今回の質問、提案を検討していただきたいです。




件名2.選ばれるまち、河内長野に向けて


(仮称)南花台中央公園の入札結果について


  • 質問(工藤): 計画と入札予定価格の妥当性について、計画とスケジュールの変更についてお尋ねします。

    • 総合政策部理事: 施設の設計段階では物価高騰を考慮し適正単価で入札を行いましたが、建設業の2024年問題による人件費高騰や急激なコスト上昇により不調となりました。設計の見直しを行い、現行予算の範囲内で、基本的なコンセプトは変えずに公園の魅力を維持しつつ、資材や工法の変更により事業費を縮減します。スケジュールについては、残土搬出工事を8月から先行着手することで、遅れを最小限に抑えます。12月議会への上程を予定しており、議決されれば翌年1月から本格工事を開始し、令和8年7月のオープンを目指します。


  • 再質問(工藤): 計画していた遊具が減ったり変更になったりはしませんか。

    • 総合政策部理事: そのようなことは考えておりません。

    • 要望(工藤): 植栽について、大きな木ではなく苗木を植え、まちと共に育っていく木というストーリー付けをしてはどうか。コストを抑えつつ、市民に愛着が湧く良い方法だと思います。


  • 再質問(工藤): ペンキ塗りや花壇のレンガ積みの仕上げなど、子どもたちや地域の有志の方とワークショップ形式で造り上げると、予算も抑えられると思いますが、いかがでしょうか。

    • 総合政策部理事: そのあたりは確かにそうだと思います。工事期間中に仮囲いを子どもたちと一緒に塗るなど、公園づくりに参画していただける仕組みはぜひ取り入れていきたいと思います。

    • 要望(工藤): みんなでつくったみんなの公園に仕上がるよう、様々な工夫をお願いします。令和8年7月のオープンを目指す南花台中央公園は、南花台の住民の期待が大きいので、工期は延びるものの、より良いものができるよう考える期間が延びたと思って取り組んでいただきたいです。




件名3.地域猫活動の現状について


  • 質問(工藤): 地域猫活動の現状について教えてください。

    • 環境経済部長: 大阪府の事業や本市の支援制度を活用し、地域猫活動を実施している地域は令和5年度に2地域増え、現在は4地域となっています。自治会ハンドブックや河内長野市地域猫活動ガイドブックを作成し、ルールづくりや支援制度の利用をサポートしています。今後も大阪府と連携し、市域の地域猫活動支援と普及啓発に努めてまいります。


  • 再質問(工藤): 市の協力を得て現在地域猫活動をしている4地域でのTNR(捕獲・不妊去勢手術・元の場所に戻す)の実績を教えてください。

    • 環境経済部長: 昨年度(令和5年度)は不妊手術チケットの交付が146枚で、73頭相当分です。今年度(令和6年)は現在22枚となっています。


  • 再質問(工藤): この間、大きな問題やトラブルはありましたでしょうか。

    • 環境経済部長: 大きなトラブルはなかったと認識しております。


  • 再質問(工藤): どうぶつ基金のさくらねこチケットの助成は、リターンできない保護猫には使えません。リターンできない猫がいる理由はお分かりでしょうか。

    • 環境経済部長: 健康状態や小さすぎるといった猫の状況により手術を受けられないケースや、弱った猫を保護するケースがあると認識しております。


  • 再質問(工藤): 病気や幼齢で地域に戻せない猫、不自然な怪我や虐待の跡が見られる猫は保護猫となります。このような保護猫活動をされている方に何か支援を考えていただけないでしょうか。

    • 環境経済部長: 地域猫の支援の中で保護猫に関する課題があることは認識しております。地域猫への取り組みは環境美化の観点から市の事業として位置づけていますが、保護猫に関しては動物愛護に近い取り組みであると考えております。今現在、動物愛護を所管していない市町村の動向などをしっかり注視していきたいと考えています。


  • 再質問(工藤): 他市の動向も調べて、支援を進めてほしいです。猫は勝手に増えるのではなく誰かが捨てているから増えるので、小学校などで命の大切さの授業として、動物との共生について扱っていただくことはできませんか。

    • 教育推進部理事: 小学校では国語の作品学習や道徳の時間などを通じて、命の大切さについて学ぶ機会が様々あります。動物、自然と共生していくことを学ばせていきたいと考えています。

    • 要望(工藤): ペットを飼うことの命の重さも子どもたちに知ってもらえたらと思いますので、よろしくお願いします。

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